第7回『鈍牛』

 36話『鈍牛(のろうし)』(『オール読物』昭和45年12月号。文春文庫5巻)は、平蔵が無実の人を救う話である。  平蔵が北陸出張から帰ると、田中同心が留守中に深川・相川町の菓子屋・柏屋の若い下男・亀吉を放火犯として逮捕 … 続きを読む 第7回『鈍牛』